おはこんばんちはならー!
あ~るで子だよ!ガイダンスのメモを脳からいなくなる前に走り書きするよ!
教室長先生のおはなし 担当:国語
「普段の会話から教養を盛り込もう」
おもむろ 意味は?って聞かれる問題でることもあるよ。
おもはゆい どんなこったろうね?
日頃の会話に入れ込んで、子どもに触れさせてあげましょう。
〇〇校の6年生に語彙が豊富な子がいました。
その子の保護者が日頃から慣用句を使っていたからです。
「ふり返りをなおざりにしてはいけないよ」という声をかけることで
なおざり?なんだそれ。おざなりもあるな、と言うきっかけになり得る。
意識してご家庭で。
中学受験は「大変」
やらない人も沢山いる中やるのは大変。この一年、とっても大変だとは思う。
「大きく変われる機会」→つまり大変って事は 成長ってこと
中学受験は「合格のため」というのは大前提だけど、
合格だけでは勿体ない。
合格のため+成長のため ということで一年間がんばっていきまっしょい。
資料説明(略)
教科担当 O先生:理科
私は理科担当なんだけれども、国語と算数が大事。
とにかく国語と算数。
均等配点であっても、国語と算数が安定していることが大事。
目標より低めでも
安定していること、乱高下しないことが確実な合格へつながる。
社会と理科はどんなに得意でも合格の決め手になる教科ではない。
しかし、不得意だと合格の障害になる。
覚える知識単元。化学物理などの計算単元。
どちらもそこそこ兼ね備える必要がある。
全部できなきゃいけないか、というと、そんなことはない。
必要最低限をしっかり抑える事が大切。
とにかく国語と算数をしっかりやろう。
分からなかったらまずは質問に来て欲しい。
わかり具合によって適したヒントをあげます。
教科担当 H先生:算数
6年前期、どこに気をつけるべきか。
入試までの1年、逆算して何が一番必要か考えてみましょう。
直前期の今、現在の受験生達は算数はあまりやっていない。
算数は伸びにくく落ちにくいから、直前期にゴリゴリやるべき教科ではない。
ちょっと前の秋に何をしていたか。
過去問演習をしていた。
夏期講習になにをしていたか。
ものすごく分厚いテキストを使って、ひたすら問題をといていた。
夏期講習のテキストは、例えるならば問題集。
450題くらいある問題を、ひたすら解いていく。
新6年生になる今、何をするか。
今は、夏までの準備期間だと考える。
6年前期は全20回で全単元が終わる。
既習単元もあれば、少しだけど初出単元もある。
この前期中に全ての算数が完成する。
その練習を夏に積み、秋に過去問三昧をこなせるように、
いま、基本事項の抜けを無くす。
こんな公式知らない!
こんな問題初めて見た!
これを夏までに無くす。
算数に関するテキストの説明。
B5 本科・強化ツール
教科ツールは5年で使った演習講座と近い。
過去問から持ってきた問題。
A4 栄冠・計算漢字
授業には本科と強化ツール必ず持ってくる
単元について
全ての単元についてを全て総復習する。
目的は2つあり、ひとつは反復することで深めること。
ふたつ目は、
5年後期で比を学習したことで、問題を抽象化して解ける様になっている。
具体的な世界と抽象的な世界を行き来できるようになったいま、
もう一度問題に取り組む事で
比を使った別解を考え、いろんな解法を手に入れる。
みたことがある問題を、
「やったことがある、かんたん。次。」とあっさりスキップしないで欲しい。
別の角度から解けないか、考えを深めて欲しい。
家庭学習のおはなし
栄冠への道をメインに家庭学習をする。
栄冠というテキストのつくりは、以下のようになっている。
前半 思い起こし
問題がほとんど無い。要点のまとめ。算数の学習は身構える子どもが多い。思い起こしは身構えなくても済むくらいハードルが低めなので、当日中に思い返して欲しい。
後半 学び直し
普通の問題。授業でやったものを本当にできるか、確認するための問題。授業字に黒板にやるべき課題を書くのでそれに沿ってやってほしい。
教科担当 M先生:国語
テキストはステージ4の流れです。5年後期の教材と一緒の構成。
文章3題
読む書くツール
授業では文章題3つのうち、1題か2題を選んで扱っている。
なるべく早い時期に獲得してほしいチカラ
それは、文章の構造を理解して、論理を見抜くチカラ。
理由を述べられる子、それができない子の違い
国語は探す・調べるもの。
傍線部とありますが理由はなぜですか、という問題で、
できる子とできない子の違いはなにか。
あそこに書かれていたな、と、思い出せるか出せないか。
パッと思い出せなくても、思い出すためには何を調べれば良いか
どこを調べれば良いかを知っているかいないか。
書かれている内容を理解するのではなく、
文章に、何がどうやって書かれているか、見抜くのが国語のチカラ。
あ、今自分が読んでいるところは、筆者の主張だな、
それを示す具体例だな、
具体例を踏まえてもう一度筆者が自分の考えをのべているな、
という構造を理解する。
どう説明されているか=論理を見抜く。
傍線部の理由を答えるときに、
述べられていた理由を思い出せるか、
思い出せないのであれば、
傍線とその前後をみて、
どこに書かれているか調べられるかどうか。
選択肢問題ができない子はどう考えているか
選択肢ア・イ・ウ・エ・オを見る。
選択肢を読んで、「本文で言ってたな・・・・・・」という記憶を頼りに解こうとする。
選択肢問題ができる子はどう考えるか
まずは選択肢を見ない。
本文の傍線とその前後を調べる。
答えの方向性をたとえばここでは「理由」を聞かれているならば、
どういう理由があるかな?という方向性を本文を根拠に固めておく。
その後で選択肢をみると、3/5が明確に、あてはまらず消える。
方向性を決めずに選択肢を読んでしまうと、選択肢に騙されてしまう。
選択肢に言いくるめられてしまう。
本文の方向性、つまり、
理由・具体例・反例 を探し出す。
いまいち見当を付けられなかったとしても、おおまかな方向性を調べてから
方向性を心に持ったまま、選択肢を調べることで、
選択肢に惑わされなくなる。
気持ちを記述するために
物語文=気持ちを聞く問題がほとんど。
傍線部直前でどういう出来事があったか。
出来事の前後で主人公がどういう様子だったか。
涙を流している
拳を握っている
その様子を調べる。
その様子はどんな気持ちのあらわれなのか、自分の文章で述べる。
気持ちを表す言葉の手持ちが少ないと、うまく言えない。記述できない。
心情を表す言葉をいかに獲得するか。
いくつの心情語を知っていれば良いか。
パターンで細かく見たとしても99個で理解できる。
なんで100個じゃないかって?カッコイイでしょうフフッ。
※うんちくおばさんので子注※
100じゃなくて99。99がカッコイイ・・・・・・
99は花言葉の場合そりゃ99じゃなきゃダメだな100じゃつまらない。
あとは中国語だと99=永遠・無限。ソースは浅田次郎の小説で読んだ。
租借地の設定はそういう言葉遊びチックなセンスで決まってたとか。
中国語だと九はjiǔ。
好久不见(ひさしぶり)の久もjiǔ。
中国語でも久はおんなじ様な意味なので、多分ココがホントのソースか。
全ての数字(0~9)の中で一番大きい9は、完成とか究極という意味もあって。
小ネタはさまってるぅ~☆
M先生のナイスな考え「心情語マトリクス」
子ども達は、まだまだ語彙が少ないから、
授業で出てきた心情語、テストで出てきた心情語について、こうしてはどうか。
初めて接する心情語に出会ったら、ピックアップする。
具体的には、使えなかった心情語・初めて見た心情語が出てきたら付箋に書く。
こんな感じか?たぶん。
壁に紙を貼って、プラス・マイナス、強い・弱いでマトリクスにまとめる。
付箋を張り込んでいく。
付箋が増えてきたら、吟味して入れ替えしたりして。
この単語よりはもっとマイナスかな?強いかな?
夏までやってみれば、十分に50~60単語はいく。
問題:傍線部では・・・・・・とあるが、このときの主人公の心情を述べよ。
「こういうきもちね、わかるわかる、んーーーでもどう書いたら良いんだろう?」
と言うときに、
「ぱちっとあてはまる心情語」が書けるようになる。
きっと役に立ちます。是非やってみて。
家庭学習のやり方とその理由
私の授業では、授業でひとつの文章をやる。
扱わなかったものは、家庭学習でやらなくてよい。
やって欲しいのは、授業で学んだ文章の読み方を、なぞって欲しい。
文章がどう作られているか、と言う説明が授業でされているので、
ここにこういうことが、こういう書き方でかかれているな、
というところを
もう一度なぞって欲しい。
授業で聞いたこと、先生に質問されて考えたこと、
それらを思い起こしてもう一度、自分の言葉で説明ができるか。
それを習慣づけ、読み方を手に入れる。
ココにこう書いてあるから、イなんだ。
アとウとエは、何で違うのか。
アは、ここが言い過ぎている。などなど。
その選択肢が、
なぜ合っているのか、なぜ間違っているのか
選択肢のキズの部分の作り方、
選択肢が長いときの分解の仕方、考え方を授業で説明してある。
それを家で思い起こした上で、
栄冠に取りかかる。
文章の読み方・線の引き方、探し方。
思い起こして、それから栄冠の
思い起こし
学び直し1
と、順にやりましょう。
本科テキストに、語句についてのコーナーである「読む書くツール」があります。
授業でやらない事もあるけれど、
家庭学習で必ずやり残しをやりきってください。
栄冠には「学び直し1」に、「読む書くツールをつかって」と言う項目があります。
こちらも必ずやる。
6年生の家庭学習
塾に来る時間が増えます。よって、家庭学習の時間が短くなる。
計画を自分で立てること。
何曜日 何時から何時 何の科目 なにをつかって なにをするか。
きちっと本人の計画を元に家族も動いて欲しい。
計画表は家族も分かるように共有できるとイイ。
しかし親が作ってはいけない。本人が作る。
本人が作らなければ、「他人事」になってしまうから。
必ず本人が計画すること。
必然的に学習を長続きさせるコツ
学習時間の延長をしないこと。
やらなきゃいけない事をワクの中に詰め込むのではなく、
優先順位高いモノからやる。
時間になったらキリの良いところでやめる。
優先順位の高いモノを、しっかりとやれていれば
やり残したことも順繰りに優先順位は繰り上がっていく。
春休み前までには1週間のペースを掴む。
問題を解いたときの感触で、
A:自分で解いて解けた 解説聞いて分かる
B:自分で解いたが解けなかった 解説聞いたら分かった ←コレが重要
C:自分で解けなかった 解説聞いても分からない
CやAは優先度が低い。Bに注力する。
よくある現象として、
「自分で解けなかったが、家に帰って解き直して解けたのでOK」・・・これはよくない
解き方を教わって帰ってくるのだから解けてあたりまえ。OKじゃない。
そもそも最初にその問題を見たときに解けなかったのが問題で、
なんで最初に間違えたのか、
なにが足りなかったのか
何を知らなかったのか
何に気がつかなかったのか
どんな力が足りなかったために解けなかったのか
それをあきらかにするために、考えないといけない。
ふり返らないといけない。
「ときなおし」と「ふり返り」をごっちゃにしない
自分のちから以上の問題をすることは、優先度高くない
効率的に
効果的に
限られた時間で、しっかりやりとげる。
これはつまり、「いかに楽して成績を上げるか」ってこと。
努め強いる、耐え忍ぶ勉強をするのではなく、
学習、つまり、自分で学び、習う。練習してできるようにする。
東海に進学した卒業生のおはなし
卒業生が来て、話をしてくれた。
6年生の東海宿題ないんですかと言う質問に、
英語がちょっとあるくらいで他に無い、と答えていた。
卒業生は「ありがたい」と言っていたが、
それは宿題が無い事がありがたいのではなくて、
無駄な事をやらされなくて済む、
既に書ける漢字を何回も書かされるような
意味のないことをしないで済む。
今、自分がやらなきゃいけない事に時間をかけて、
それが終わったら遊べる。
時間を有効に使えるから、「ありがたい」。
計画を立てて、学習をする、
「学習力」がついているから時間を有効につかえる。
おちこぼれるのはなぜか。
その人に学力が無いわけではなく、学習力がないからおちこぼれる。
頭が悪いのではなく、やり方が不味いからデキない。
苦手な教科を、
大好きにならなくても、足を引っ張りすぎることはない程度に仕上げる。
上手いこと、家庭学習をみなおして、
楽をして学び取って欲しい。
漢字の話
漢字も同じ。
ムダにダラダラ10回書くな。
3回書け。
分からなかったら3回以上は書かないように、
その漢字は3回でおぼわらおぼえなかったら
もう一生覚える事はできない(※2/3訂正※なまってなかった!)と思って、
3回で覚えるつもりで
しっかり、丁寧に書く。
※で子注※
※2/3訂正※なまってなかった!ふわっと聞いちゃった!
もう一回聞いても美しい標準語でした。スミマセンでした。
おぼわるってのはたぶんこの地方の方言だと思うんだな。
ソースはゆる言語学ラジオ。方言ぽいモノを聞いたのが多分初めてでちょっとびっくり。
M先生は完璧なイントネーションの美しい標準語、ゆるがないテヲニハで、
「あー」とか「えー」とか挟まないで、とてもスマートにおはなしくださるよね。
細部に注目して、
ゆっくり丁寧に、
もう二度と覚え治さなくてよいよいに、しっかりインプットする。
「あとでチェックする」というその考えが既によろしくない。
漢字の問題ページを、3回書いて覚えたら破って捨てるくらいの勢いで、
そういう真剣さで、しっかりやる。
長期記憶にするために大切なこと
あっさりと答えを見ないこと。
答え合わせの前に、悩んだり、考えたりして、苦しむ時間を過ごしたか。
ひねり出す。考え抜く、こうかな?ああかな?
考え続ける時間を過ごしたことで、
答えを見たときに、
あ~~これかー!
やっぱコレだったかー!と
心が動く。その時に知識が入る。
詰め込んじゃダメっていうのは、学習時間もだけど、知識も同じ。
一個ずつ確実に、悩んで、苦しんで、納得して、つみあげる。
コレを1年間続けて欲しい。
教科担当 K先生:社会
持ち時間マイナス8分からのスタートです。
手短かに社会について、おはなしします。
コレは買わないでと言う注意事項です。
「重大ニュース」「メモチェ」
買わないで!
重大ニュースについて。
10年一昔と言います。1/10年はけっこうでかい。
後でちゃんと教材として配布しますから、買わないで。
メモチェについて。
2021年版はデータがかわってしまう。古くなってしまう。
重大ニュース同様、配布しますから、買わないで。
メモチェは、チェック、なのです。
一から学ぶのではなく、既に頭に入っているかどうかを「チェック」するもの。
今、大事なことは、
頭に入れること、です。
キレイにまとまっているものをチェックして行く段階ではない。
ひとつひとつのインプットを重視して欲しい。
いつも言いますが、
おうちでやればいいや、ではなく、授業中に全力で。
とにかく授業に全力を出す。
夏期講習の時にメモリーをチェックしてください。
日特について。
社会についても、6年前期では知識分野が一通り終わるとはいえ完全ではない。
記憶を確かめつつ、日特で入試問題に触れることで、
知識を活かして問題に対応するには、
どういう考え方をすれば良いか、身につけていく。
まずは目の前のやることをすべて片付けてから。
目の前に全力で。
今年もよろしくお願いします!
おわり!まとめ!感想!
アツい話が面白かった!
千種の先生も異動するんだね?
てか、エリアを超えて異動することがあるんだね!?
そりゃそっか。そっか?えーーー。そうなのー!?
〇〇校教室長のM先生(理科)がちょっとびっくり。
そちらの教室には、
お知り合いのお子さまやママ友のお子さまが通ったりしているので、
ちょっと聞こえてくる話がちょっとアレレだけど、
それって、塾側にはどうしようもなくない?なくなくない?と思っているので、
どう考えるのが、納得がいくのか、私にはわからない。
わたしは、教室長先生を応援の気持ちで見守りたい。
先生の影響できゅーたろうのめがねが赤です。
大変かも知れないですけど、良い方向になりますように。
塾の先生方の影響力がすごい。
どなたの影響でしょうか。
きゅーたろうが「ぼくは結婚している暇などない」
と言い出したときはビックリしました。
T先生のことが好きで、先生が声をかけてくれるたびに私に報告が来ます。
このたび異動になった先生の授業がとてもゲーム性が高くて楽しかったらしく、
本気で問題に取り組めた、と興奮気味に言っております。いつも本気出せよ。
K先生の授業で話したエピソードはかならず帰りの車の中できゅーたろうにより、ドヤ顔でわたしに披露されていました。
どうあれ、
子どもは影響されたい人の影響しか受けたくないんだろう。
わかる。
わたしもそうだもん。
こうはなりたくないな、とか、
この人のいうことに価値がないな、と思われたら、
どんな有効なアドバイスも耳に入れてもらえない。
届かない。
だとすれば、
等身大の背中を見せて「こんな親なんだな、悪くないな」と思われるように。
アドバイスを「うっせえな」と言われない関係を保てるように。
心がけて過ごしていきたいです。
受験生の親として、
「親をクビにされないこと、ちゃんと役に立つこと」
今年度の目標はコレだね~!
中学受験的には、まもなく最終年度がはじまりますなぁ。
本年度も、よろしくお願いします!