あ~る・で子の観察日記

やあ。今日も愛機の轟天号であっちにいったりこっちにいったりしています。

親だけで寮のある私立中学校合同相談会に行ってきたよ!片山学園中学校・北嶺中学校・西大和学園中学校・函館ラサール中学校

どうもお久しぶりです。

おはこんばんちはならー!

あ~るで子です。

 

 

寮のある私立中・東海3県私立中の、合同説明会に行ってきました。

ウチの方針は、中学受験に取りかかる頃から決まっているので、

最近そういうの行ってないねぇ、どんな感じだろ?

とりまいってみっか、くらいのノリで行きました。

 

とにかく、私学の先生と直接お話しできる機会は大変貴重だとおもいます。

 

 

前回、2021年にきゅーたろうと一緒に行った説明会の様子はこちら。

 

www.r-deco.tokyo

 

この合同相談会は、

たまに塾でもらってくる、

PORTOっていう冊子を発行しているとこが主催しています。

↓これこれ。

 

↓申し込みはラインでちょちょいのちょい、簡単でした。

 

寮のある私立中合同説明会

11時15分からの回に出撃。

会場に11時半頃到着。

 

出遅れたので、最速でも11:55からの整理券をゲット。

寮のある私立中学校は、出展中学校の数が多くないため、

そもそも寮生活を望む人の絶対数が多くないため?もあるのかな?

時間帯B(11:15~13:15)で、11:30時点では、

どの学校の整理券もまだありました。

 

 

持ち時間は、ひと組10分。

移動の時間もその10分に入っていて、

時間になると会場にアナウンスがされて移動する感じ。

 

コロナ前と本当に様子が違う。

先生方も、呼び込んで良いものか逡巡している感じがする。

これも、この時代だから、というよりは、

感染予防の程度は人の価値観によるから難しいのかなぁ。

話しかけたら嫌がられた、とか、先生だって心が折れそう。

 

 

会場全体はコロナを織り込んで、

入り口でしっかり、でも渋滞が起きないように体温が測れたり、

人が密集しないように人数制限がしっかりしていたり、

人だまりができない様に椅子が敢えて置かれていなかったり、

手指消毒のアルコールボトルがあっちこっちにあったり。

 

仕組みが確立しているのを見て、洗練されるのが早くて素敵だなぁ、と思いました。

 

10分でしっかり質問するには、事前の用意が必要です。

昨日の夕食後、きゅーたろうに

「合同相談会で聞きたいことをどうぞ!」と、

書かせたメモ(下図)を手に、いきましょうかねー。

味のある文字ですこと。

片山学園

片山学園と言えば、2019年に行った合同相談会で聞いた話を記事にしてあります。

当時ブログを始めたばかりだったため、

表現も露骨で、情報も古いため、リンクは貼りません。

燃え上がりかねないwww

ヒントは つつブログ です。

だからっていまのブログが燃えない、かつ洗練されてきているとは言い難いのだけれど!

 

あれから4年、

当時のブログの話題の中心だった特待制度について確認してきました。

その後、利用する方が毎年若干名いて、

どうやら制度も続いているようだったのは確認できました。

 

校舎はとっても広く、寮はのお部屋は1人一部屋。8畳。

きゅーたろうが今暮らす、我が家のお部屋は

勉強部屋が6畳、寝室が5.8畳で部分的に下がり天井の小さいお部屋。

勉強部屋も、寝室も、兄のぴーたろうと2人で使う為、

(6+5.8)÷2畳 < 8畳

 

あれ?寮の方が広い・・・・・・しかも1人部屋。ウチより住環境が良くなる可能性・・・・・・。

 

あとあれよね、寮生は時間管理しやすいから学習時間が定まっていて、

みんなで勉強するのが楽しそう。

また、片山学園は母体が学習塾なので、

寮生活って言うのは塾がくっついているようなものでは?

やだこれ、やっぱお得なのでは。

おはなしいただいた先生も、もうおひとかたの先生も、

とっても爽やかで気さく。

何でも聞いてくださいよ!みたいな。

雰囲気が軽やかではなしかけやすい、というのは、

生徒にとっても、親にとっても

ありがたいことです。

 

北嶺

北海道にある学校。

都市部ではないところにある。

一学年120人中半分の60名が寮生として募集される。

60名中20名が北海道在住の受験生で募集、北海道以外は40名募集。

 

学校の魅力、というより、寮の魅力について聞きました。

 

寮は高校3年生は個室、ほかは2名一室。

 

中学生は、寮生限定で必修の夜間講習が実施されています。

高校生は希望者が参加する仕組み。

生徒さんたちの普段の成績をしっかり知っている学校の先生が、

寮の学習時間で必要に応じた授業を提供するとのこと。

中学生のウチは英国数の三教科をしっかりと見ている様子です。

夜の授業は毎日ではなく、曜日で設定されていて、

自習の時間もあり、自分で考えたメニューで学習する時間も確保されています。

また、集団授業を受けるときの大きな教室と自習するときの個別ブースがあり、

個別ブースは割当制で学習に必要なものは置きっぱなしで良いとのこと。

便利だね!

 

個別ブースを巡回するスタッフは卒業生だったり、寮教諭だったりで、

もし必要があれば、比較的山の中にある学校から生徒が苦労して移動しなくても、

卒業生チューターに通ってもらう事で個別指導にも対応してもらえるとのこと。

 

また、躓いてしまったときも個別指導が受けられるようになっていて、

かなり手厚い印象を受けました。

毎日4食、17時前後に早めの夕食、21時に夜食が提供されます。

夜の自習を終えて空きっ腹を抱えて寝ないで済むとか!

北嶺丼がどんなものか知りたい・・・・・・

 

あれれ?調べて見たら思ったより重そうだドン・・・・・・

加減を知らぬ男子校の茶色丼。

 
また、ご子息を通わせている方を知る、私の友達が言うには、
「北嶺はファミリーのようだ」と。
かなり良い感じなのかしら。
 
対応してくださった先生は、夜間授業も受け持っている国語の先生で、
日中の授業で「あ~ここ、皆にとって難しいんだろうな」っていうところを
しっかりテコ入れしていくので、イイカンジですよ!っておっしゃっていました。
ブチ転んで、痛い膝をさすりながら元の集団に走って戻るのも
根性が鍛えられそうでイイですが、
ここは難所だ、って言うところで励ましつつ一緒に登ってくれるサポーターがいるのは、
親が遠くて頼れない寮生にとって、心強いだろうなと。
 
それらの熱意がかなりよい進学実績に繋がっているのだろうなと、感じました。
 

西大和

見たことある先生でした。
寮務部主任の先生。
 
同行していた夫が、ちょっと狭い、過密なのどうにかならないかと。
もうちょっと、敷地内に校舎を増やせないのかと、質問していました。
学校って、いろんな決まりがあって、いろんな事をクリアしないと
ホイホイ建物建てたりできないんだって。
女子が2クラスになったけど、男子の合格を削っていないせいで、
かなり密集しているのは事実とのこと。
でも、建物を増やす予定をたてるのも難しいと言うことでした。
 
11月の全国各会場で行われる説明会で
出題の特徴について触れるのでぜひ来て下さいとのこと。
過去に本校の説明会に行ったときは、
実際にテストを作成した先生が、結構ギリギリまで攻めていました。
過去問を分析していたので、その説明がかなりせ攻めていたことが分かりましたが、
分析していない人にそんなに教えちゃイヤン、くらい思いました。お得ですよ!
ガチる人は親だけでいいから直前の説明会に行ってがちメモを作成し、
子どもに伝えてあげられると良いと思います。

 

寮合格は、各地で行われる難易度の高い別会場での合格でないと
約束されないとのこと。
ダヨネー・・・・・・。
時代の流れだとは思うけど、
東海地方で頑張って西大和を宣伝してしまったために、
きっと行く人が増えちゃったんだー。゚(゚´Д`゚)゚。
人気すぎてさ、
前よりもっともっと難しくなっちゃった気がするんですけどー。゚(゚´Д`゚)゚。

 

先生に、上の子の受験をひかえた2019年の秋頃、

平日に学校見学を個別でご対応いただいた時の感想を言いました。

生徒が人なつこい。

ウチ受験するの?たのしいよ!頑張って後輩になってよ!他、

あいさつもテキトーに「ちーっす」じゃなくて、

こんにちは(ニコッ)ってかんじで、

もうさ、私は西大和大好きだから、

心を撃ち抜かれたよね。

積極的で、明るくて意欲的。憧れるわー・・・・・・。

人間だから、それが全部じゃ無いけど、でも楽しそうに見えるんだよね.。

 

それにしてもすごい実績。

こんどの9月23日に

きゅーたろうの息抜き+モチベアップを狙って学校見学会に行ってきます。

 

現在の成績でかんがえるとアレだけど、

未来は誰にも分からないからな!

悲観しても楽観しても、なる様にしかならないから。

きゅーたろうがきゅーたろうの思ったようにやれるように。

 

函館ラサール

上にもあった画像の、

きゅーたろうによる走り書きとても味のある字で書かれた質問事項。

これを見ていただいたところ、

「とてもいい質問ですねぇ」とにっこにこの先生。

 

特筆すべきは60人部屋。プライベートは無い!とのこと。

1学年1室の大部屋暮らし。

1部屋2名や、個室では決して味わえない波乱の集団生活が味わえそうです。

 

でも、2人部屋でソリの合わない子と一緒に暮らさないと行けないよりも、

ごっちゃごちゃで超薄まるのはアリでは?と。

行き詰まった時って、別の道もあるよね、

っていうのが実体験で心底理解できそうです。

 

そういう暮らしをさせることに賛同する保護者が、ご子息を預けるそうで、

制約も多く大変でしょうに、

卒業すると「あの頃がいちばん楽しかった」と言う方が多いそうです。

中学は集団部屋ですが、高校になると一部屋4人に。

 

箱入り息子さん達が、一箇所に集められてごっちゃごちゃに暮らす。

なかなかハードル高そうですが、

これを中学生の時に経験することで得られるものがやっぱりあるのでしょうね。

 

 

いただいた資料の中に

「高い学力と人間力を育み、社会貢献精神を実行できる人間に」

と題された文章がありました。

 

学校教育上の問題の多くが、未だ根強い学歴への偏重と信仰に起因しています。

また多くのマスコミが”大学進学実績一覧”特集を組んで、結局は後押ししているのです。

中略

一面的にしか捉えていない一部報道の無責任な学校批判。それが学校や教師をネガティブに制約している現実もある事を認識して下さい。

人間関係が希薄で苦手な現代っ子には、本校寮の特別環境で培われる人間力や人間関係力、社会人基礎力、生きる力、兄弟にも比すべき深く多様な友人関係は社会人になってからの大きな財産です。

これはわたしではなく、卒寮生の一致した見解です。

 

ご対応いただいたヒゲの先生は、副校長の先生だとおもいます。

素敵なバリトンボイスでした。かっこいい。

進学実績については先生側からは言及が無かったので、こちらから質問したところ、

「資料に入っていますのでゆっくりご覧になって下さい」とのことでした。

あえて言わない方向性。

どっちかというと、進学教育よりも、人間教育を重視しているように聞こえました。

 

たしかに、と思う面もたくさんあります。

どこ大学に何人入れたか、も重要だけど、

ウチで暮らした子たちはこういう大人になっていっているよ、という

長い目で見た教育はとても大切。

 

 

まとめというか、コツというか

とまあ、こんなかんじでした。

10分刻みなので、しっかり聞きたいことを切り込まないと聞けません。

あーもうちょっと話したかった!と思ったときに、

次の枠を確定させていると、居残りできません。

連続的に、ぎっちぎちに予定を入れるのはオススメできない。

わたしは

11:55~12:05 片山学園

12:05~12:15 北嶺

12:15~12:25 函館ラサール

12:25~12:35 西大和学園

ってとっちゃったからさ、アワアワでした。

また、ブースによってはどうしても延長延長で、

全然予定通りにまわってこないところもあったようです。

でもわかる、そのきもち。

しばらく待てば、満足した方々はお帰りになるので、先生方にも余裕ができます。

追加の質問にも快く答えていただけるので、

ブースがあいていたら突撃するのが良いと思います。

 

当日は、久しぶりに4Zのときの日能研の先生ともお会いできて、

おはなしできたのも楽しかったです。

親業を一緒に受けている受講生仲間とも偶然会えて面白かったです。

(・∀・)ノシ みてるー?

 

東海3県の合同相談会にも行きましたが、記事にできるかどうかは不明だ!

 

以上、読んでいただいてありがとうございます!

まったねー!

 

2022/09/13 0:43 あまりに酷い誤字を修正しました。