おはこんばんちはならー!
あ~るで子ダヨー!
続きを書こうじゃないか。
【復習】1章は前回の記事。
1部 日能研東海本部による 日能研保護者会・・・・・・模試の活用法と補足
補足部分=で子の考えるスケジュール、心構え。この時期にやることを具体的にご紹介
そういえば、うっかり「あったりまえ」のことだとおもっちゃっていたけれど、
一応時期的なことも触れておきましょうかね。
最近話題のドラマ「二月の勝者」でも触れていたかなぁ?見てないから知らない。
単行本では詳しく解説されていましたが、6年秋冬の流れです。
6年前期で家庭内の方針を定める。
ここまでは、本人のやる気メーターもまだほわほわもげもげしているあたり。
なので多少の成績の上下や、モチベの感じでは揺るがない本当の方針を立てましょう。
例えばうちの場合、
「東海に落ちたら、他私学にはいかず、地元中学校に進学する。
大変かもしれないけど人生に必要な器用さもあますとこなくすべて公立中学校で身に着け、公立上位高に再挑戦する。
挑戦校に受かった場合は本人の意向を最大限に反映させ、その時にできる範囲で考える」
他のお宅ではどうなのか分かりませんが、ぴーたろうの時は我々はこう考えていました。(つまり、いまはこの考えではないかもしれないです)
大方針が決まっていないと、親の揺らぎがモロに子どもに影響するので、よくないと思いました。
夏休みが明けたら、いよいよ志望校を決定か!って時期ですけど、
一般論として、成績が安定しだす?のは10月だと言われています。
安定するかな、まじかな、どうかな。どうだったっけな?
もし安定していても、その安定の幅の中で上下するのはあたりまえだし、その上下は大変精神を削るかもしれないです。子の精神も削るかもしれないけど、特に(覚悟の決まっていない)親の精神が削れるかもしれない。
ここは他人がどうあれ、自分たちの心の持ちようなので何とも言えない。
なので、考え方として正しいのはこうなんじゃないかな?っていう仮説を言いますね。
つまりこれは「全員が受験モードになるのが10月」とかんがえればよくて、
走り出していない子を数に含めたぬるい成績(夏までとか、余韻が残っている9月とか)でなく、
全員がそこそこの本気で走り出したところでの全体の中での自分の位置がわかるのが10月だと考える。
だから10月とか11月に出る成績で、どこに出願するのかを最終的に決めます。
あと小学校への調査書の依頼は早ければ早いほうが良いです。
先生に「直前に渡してきやがって。暇だと思われてるのかしら」とか思われるのは良くない。めんどくさい。小学校での生活がしにくくなる。
「いつ頃お願いしていいですか?」
って先生に声をかけてからお願いするとよいです。
だから9月以降はテストの名前が「合判テスト」になるわけで、
これを使って、その学校を志望する人の中の自分の位置を見定める。
9/4から12/24までの全5回でそれを見極めきる。
こうなってくると、苦手を克服とか言ってる場合じゃない。
みんなが取れる問題を落とさないようにどうすりゃいいのとか、
その学校はどんな傾向があるの?ってのに合わせた対策を、
短時間で、最高の効率でつぶしていかなきゃいけない。
「わからない」とがっぷりよつの学習でくたくたに疲れた脳をリフレッシュするために
好きな教科、好きな分野を学習する、
みたいな、得意とか好きを頼みの綱に、とにかく学習という時間を過ごします。
だからこそ、塾の先生は時間に余裕のある5年生までに基礎の穴を埋めようと躍起になるわけですね。
お子様方に助言をするならば
(してもわかるのはすべてが終わった後だからまっっったく意味ないんだけどね☆)、
あとでやろ~、みたいな「ぬるい気持ち」がのちのちの自分の首を絞めに来ますよ。
本気で絞めに来るので怖いです。
はやめに「あとでやろ~」はさようならしたい。
大人には先が読めるけど、子どもには先が読めないので、
もしかしたら生涯初の「自分のふがいなさにあとで泣かされる経験」になるかと思います。
でも、結局、大人に言われてやるんじゃ、やりきれないからね。
大人は、「わかっちゃいるけど言わないサポート」がとても大切です。
「やる気ないならやめれば?」とかじゃなくて、
うまく波にのれない、いまいちエンジンかからない子を
どうすればやりたい気持ちになるか、という方向性でしか、声をかけない方が良い。
受験生本人がピリついてそれすらできない雰囲気になることもある。
そりゃそうだよ、子どもの方が見通し聞かないし、経験値も少ないし、
軽い気持ちで「あとでやる」と思っていて「もう取り返しがつかないかもしれない」
事に気づいたら大パニックです。かわいそうなくらい動揺するよ。
その動揺した子どもを
誰が引き上げておケツをたたいて、ノせて、元の状態に戻してあげられるのか。
落ち込み、焦りを受け止めてあげられるのは塾の先生ではなくて親。
塾の先生も当然「助けて」っていえば最大限助けてくれるけど、何人も担当してるからね、即応は難しいこともある。
身近な親が、やっちゃった過去の怠惰を責めるんじゃなくて、
今の危機をサポートしてくれるほうが、いいに決まってます。つか
喧嘩してる時間なんかもうないんだよ。もったいなさすぎ。
どうしても子供に文句言いたいなと思ったら
四字熟語や故事成語でバリエーション豊かに、
うっかり笑っちゃう感じに仕上げてから言ってあげて。
仕上げられないなら黙っていよう。なんで文句が言いたいのか。
それは、実は自分が楽になるためだけなんだから。だから言わない。
そういうのが覚悟がある親なんだと思います。
親は、
子どもの成績の上下でたとえ落ち込んだりしても
その様子を絶対に子供に見せちゃだめだと思う。
焦りを抱えた子どもにとって、
親の動揺はいいことなんかひとつもないし、意味もない。
大人の力で分析して、やるべきことを提案してもいいけど、
それすら自走した子供は勝手にやります。
だからどっちかっていうと、
マイニチノウケンの数字の見方(=分析の仕方)を教えてあげたほうが良い。
ぴーたろうはそうなったのが12月以降だったんだけどね。
私がいろいろと至らなかったのだろう。
子どもを、そういう状態にはやくしてあげる、
仕立ててあげる、ノリノリにさせてあげるための声掛けしかしない。
そういう覚悟を決めてください。
とはいえ、ほんとにむずかしい。
受験生のおかあさんがヨロヨロとかカリカリしてたらお父さんの出番ですから。
なんかあまいもんをあげて、お金で解決できることはやって、
ちょっと一人にして休ませてあげてください。やさしくしてあげて。
間違っても「俺の出番か!」みたいになって、
子どもに勉強を教えたり「俺の考えた最強のサポートはコレ!!」とか変な説教しないでよね。
大学受験を思い起こしつつ「俺の時は……」とか、発達段階的にまったく意味ないし、中受経験者じゃなければ小学生のその世代なんて、どうせその辺で野球したり虫取りしたり、自転車で転んだり、ちょこっと車に轢かれかけたり、次々に出現するハードで馬鹿みたいにゲームしてただけなんだから引っ込んどけ。わたしはロードランナーと忍者くんが好きでした。
ママが自分のメンタルやられながら整えようとした子どもが、
普段は出てこないパパのせいで調子崩したら奥様にブチ転がされますよ。
普段から良い関係で子どもに寄り添ってるお父さんはそのままの君でいて!
めったにいない超優良おとうさんです。
ママは感謝を口に出してほめたたえたほうが良い。
前置きが約3000字。
はいどうもー。始めますよ本題。
今日は2章からね!
2部 名古屋経済大学市邨中学校による 学校説明会
コロナ禍は学校生活にどう影響したのか。
コロナ元年の2020年度新入生は、どこでも大変だったと思う。
市邨ではそのころから、
一人一台のiPadで、休校期間でもオンライン朝の会などを通じて、生徒がすでに知り合った状態で授業も進め、休校期間が終わったと同時に、みんなが打ち解けた状態で学校生活に入ることができた。
当時はとてもICTが最先端だったが、コロナ禍が長引くにつれ、他校も追随してきた。
ダントツのトップ、ではなくなったが、良いことだと思う。
このあいだ、テレビの取材が来た。
見た人もいるのかも?
市邨はかつ丼じゃなくて幕の内弁当だよ。
8つの要素I-BAS(アイバス)
「お勉強一辺倒ではない学校生活」
ちょっと面白い教科があるよね!
未来LAってなんだ?
「未来」の学び。Miraiゼミ→知りたい・学びたいを大切に。
LA=Language Arts
理論的に書いたり、話したりするトレーニングを通じて考える力を生み出す。
この質問に、フォームを設け、手順に従って表現を整えることにより、
内容の充実もはかることができる。→ランゲージアーツ
どんなフォーム?
とまあ、このように、形式から内容の充実が勝手にもたらされるというか。
福島先生の200文字ですべて言えるみたいな本のことを思い出しました。
これこれ。まずは「型」。それにはめ込むことで面白いことが言えるように、勝手になっていく。
こちらのお題も、やってみるとわかるけど、
言葉だけで相手に通じるように言うためには自分の中に明確なイデアがないとね。
夏休みの宿題。
最後の一日にかけるタイプだった私にはこの仕組みが幼少のみぎりから提供されていれば、いい加減じゃない性格に育った可能性もあったのに。
デジタル配信の良いところは、
どこで詰まったのか、
どこが得意なのか、不得意なのか、
どこに間違いが局在するのか、
データとして先生が使うことができる。
「プリントなくしましたー」
「やってはあるけど忘れてきましたー」
などの事故が防げる。
未提出の子にだけ、連絡とることもできる。
どこがわからないのか、そのときにテコ入れもできる。
テコ入れのタイミングも、きっと紙でどっちゃり渡される時より適切。
オンライン指導ってのはこれか。
ICTってすげえな。
こういうの、やっぱり私立の方が導入が速いし、
こういっちゃなんだけど、
学校生活のお話を聞いていても、
生徒先生間のへんな圧とか、空威張りとか、無駄な反抗心とか、
そういうものがなくっていいね。
東海落ちたら公立中学、というのも、極論すぎるかな?って今は思います。
中学範囲は3年でやるには狭すぎて、
高校範囲は3年でやるには広くて深すぎる。
このアンバランスを考えなくて良い、中高一貫校の魅力はおおきい。
公立高校の、教育の質、ってのにもちょっと懐疑的。
公立上位校の魅力は、そのご学友と学習に対する意識、環境にあると思っているから。
これ結局、先生の力とか、教育の良し悪しじゃないもん。
つまり、
入れ物でしかなくて、
そこに入るためにやらなきゃいけない学習以外の努力が不確定要素(内申点)すぎる。
なんか気に食わない。
中学受験は、中高をどのような環境で過ごすのかを、好みで、多少の学力が関係して選べる、みたいなのがこの地方の入試なんだと思ったりしました。
というわけで、
市邨もとても魅力的な学校だね!
ほんと、なんていうか、持ち偏差で学校を決める、のも、一つの選択だけど、
学校ごとの特色をよく吟味して、
どういうカラーの子たちに選ばれているのか、
どんな雰囲気なのか、
それはうちの子にフィットするのか、
そういう目で学校をよくよく見てみるのが大切だと思いました。
長いことおつきあいくださりありがとうございます。
以上!長い前置きと、
市邨中学校の学校説明会でした!
んじゃまた、そのうち!
3部 おおた としまさ先生による 「ご家庭で考える学校選び」→そのうち書く