あ~る・で子の観察日記

やあ。今日も愛機の轟天号であっちにいったりこっちにいったりしています。

「なんで佐藤亮子様がスゴイのか」を考えているときにうっかりみてしまった過去に放送されたテレビの内容と「仲直りの握手は滅びろ」というポエム。

おはこんばんちはならー!

あ~るで子です。

 

親業的な考え方と、佐藤亮子様的な考え方。

相容れないように見えるけど、共通の部分もあるよね。

とか考えていたわけですよ。 

 

 

佐藤亮子様。

一時はテレビにも引っ張りだこにされていたんです?

(神谷浩史出演以外の)テレビを見る習慣がないので、良く分からないのですが、

やれ恋愛など要らぬ!とか

ええい!うるさい!いいからヤレ!

って言うイメージが強いんですって?

テレビで佐藤ママをみたことがあるお知り合いに聞くと

「色物枠」と言っていたのが印象的でした。

尾木ママ(著作を読んだことはあります好みじゃなかったけど)の方が

よっぽど色物では?

色物の割に真ん中に座ってたくさんテレビに出ている印象。

著書もすんごい数出ていますね。

ぴーたろうのうけたイジメに悩んだとき、尾木直樹の本も何冊も読みましたが、

加害側にも、被害側にも本気の介入をしない、性善説的キレイ事の羅列で

どこか他人事のもの言い。

そもそも正論ばかりだとよそよそしく感じるのだろうけど、ソレを加味しても他人事。

現場の教師がこのテイストでいたら、イジメはそもそも無くならないものなのだから、

やられ損がかさみまくる。先生の存在とは、いったいなんなのさ。

勉強のみならず、人格形成に多大なる影響を与える指導者なんじゃねえんですか?

って、怒りの炎にガソリンを注がれたことを思い出したのは別の話。

youtu.be

そしてこの件(尾木・佐藤対決)について調べれば調べるほどにちょっと・・・・・・。

どんどん良くない印象が積み重なっていきます。 

 

 

たしかに、佐藤ママ講演会のしゃべりを思い返すとちょっと過激に聞こえます。

バッサリ🔪ザックリ🔪スッパリ切り捨て御免的な

ちょっとしたカタルシスが味わえるお話の仕方をする。

 

ところで。

切られているのは親で、決して子どもではないことに気がついている人はいるのかな? 

ま、いいけどさ。

カタルシス、気持ちいいんだけどもさ、

じつは自分が切られちゃってんのねザックリと🔪

気づいてるのかしら。

だから、「やりたいけどやれていない」

「やりたいのに状況に恵まれていない」

「思う様な結果になっていない」と考えるお母様方からの

根強い激しい反発があるのではないか。

 

 

テレビでは絶好のキャラが立った人としていいように使われそうではある。

しかし、その子育ての手法で、

お子様方を最難関に全員送り込んだカリスマ受験ママであることは確かです。

 

 

 

 

なんでこんな事言い出したのかっていいますと、

亮子様のまわりを嗅ぎ回るうちに、こんな記事に出くわしたからです。

www.excite.co.jp

時系列を追うと2015年11月26日の番組の話をしているらしい。

 

 

上記の記事が2015年11月28日。

同様に、2015年11月28日の別の記事

npn.co.jp

上記記事の文中に「東大ママは正直怖かった…です」というタイトルでブログを更新、とあります。

知名度にあぐらをかいた、

自分に同意してくれる人がたくさんいることを見込んだ卑怯な人格批判では。

たとえば、自分の教え子のお母様を捕まえて

「子どもへの素朴で、慈悲深い母としての愛あまり感じられませんでしたよ!!

チョー怖かった!!チョー苦手!!」

とか言えますかね?他所の親御さんには言い放っても良いと思ってるんですかね?

やり口が群れ行動原理に支配された中学生女子の交換日記かと。

マジであいつムカつくんですけどー、みんなもそう思わなーい?デショーー!!

みたいな。

交換日記とか今はしないんですか?センスが昭和でスミマセン。

 

 

翌年、2016年6月27日にテレビ番組で前回同様の対決をする。

datazoo.jp

番組終了後に出た記事

www.nikkansports.com

和解www

それ、おとなのゴザイアツですわ。

チョロいなおじさん。あと甘いわ。

あやまるにも、人をおとしめないとあやまれない。

ごく最近も見たなコレ(https://twitter.com/R2920293515/status/1402213321319718923?s=20)

出版社の戦略に騙されて人格攻撃しちゃってゴメンね、ってのはなんだこれ。

謝罪のしかたをご存じない?

 

私の一番嫌いなモノは、心底反省していないくせにする謝罪と

ポイントのずれた反省と、

謝罪された人は許さなきゃいけない風潮だ。

その風潮を、受け入れざるを得ない状況にする周りの人たちだ。

 

先生「ごめんなさいは?」

子どもA「ごめんなさい(表面的)」

子どもB「いいよ(納得出来ない)」

先生「握手して、ハイ仲直りだからね(もうこの件については蒸し返さないこと)」

子どもA・子どもB、握手をする。

わたしが子どもの時は、こんなシチュエーションのとき、

いつも、絶対に許さないと言う気持ちを秘めて謝罪を受けていた。

 

もしも謝罪されたら相手がたいして反省していないのに、

許さないわたしが悪者になるので、

むしろ謝って欲しくない。

超絶損した、とおもって謝罪を受ける。

先生が言ったから許す?謝ったから許す?ワケ無いじゃんwww

というわけで禍根残りまくり。

 

この実にくだらない安易な「握手でなかなおり☆」のやりとりを

教育に40年携わったプロの教育者と

4人の子ども達を育てあげた大人の女性がしたのか。させたのか。

 

握手はテレビの中で1回。

収録後の楽屋で2回目。

楽屋でした2回目の握手は「気持ちのいい本当の握手でした」って記事にある。

ということは、1回目はどういう握手だったのか、の答え合わせだよね。

 

教育に40年携わったプロが、こんな事言ってしまうなんて、

群れ行動原理に支配された中身女子中学生か。

ヤダー、チョーこわーい!

おじさんの中身が群れ行動原理に支配された女子中学生とかチョーホラー!! 

 

 

既に充分、富士山のようですのに、より一層、

小学校中学校の「教育者」に対する私の印象がよろしくない方向に積み上がりました。

 

 

私が謝る側になってしまう様な間違いをしてしまったときは、

いつもこの思い出を念頭に、謝罪します。

たとえ許してもらえなくても、もしあやまるチャンスをいただけるならば、

私の過ちをただしたい気持ちを知ってもらいたくて、

悔い改めるポイントを述べてから謝罪するようにしている。

もちろん、謝罪される側は許したくなければ許してくれなくて良い。

許してもらう為に、謝っている部分もそりゃあるけど、

ソレが100%ではないから、

いずれ許してくれるかも知れない可能性を捨てたくないから謝る。

 

そこから信頼の積み直しをして、同じ失敗をしないようにして、

その人との関係を改善したいから謝るのだ。

 

 

私が「あやまれ💢!!」って言うときは、

私は許す気持ちだからとにかく「悪いコトしたという事実の認知」「どこがなんで悪かったか」述べろ、と言う意味だ。

この場合、謝ってもらって、反省ポイントがズレていなければ、もちろん許す。

このやりとりをもって、その人が良い方向に変わると良いと思うからやることで、

一切関係ない他人や、親しくない知人など、教育に値しない人、

同じ距離感で関係を保たなくても良い人とはケンカすら起こらない。

 

よしんばケンカが起きても謝らないし、相手には謝っていただかない方が望ましいし、

実害を被らない限りは、ものすごくどうでもいい。

 

 

ケンカイベントをエンジョイしてしまう気がする(性格が良くない)。

 

 

 

 

 

 

 

わたしの佐藤ママ、亮子様との出合いは、2018年か。

とても影響されやすい私はぴーたろうが5年生の時に

はじめて講演会に行って衝撃を受けました。

 

 

帰りに本屋によって著作を購入。

当時、既に出版されていた本をすべて読みあさりました。

取り入れられるところは取り入れ(取りかかるハードルを下げるなど)、

既に入力受期が過ぎているモノ(3才までに1万冊の絵本読み聞かせ1万曲の童謡歌い聞かせ)は諦めましたが、まだ間に合う近しい人には絵本を贈りつつ紹介したり。

 

子どもをどう観察して、子どもがどう考えているのかくみ取り、

4人の子どもたち、それぞれのタイプに合わせて

一本槍ではない、柔軟な姿勢で向き合ってそれぞれに最適なやり方をしている。

 

ここ。

ココこそが、佐藤亮子様のすごさだってのが、テレビで伝わったのかな?

本からは伝わったけど。

色物扱いじゃ伝わらないか。

時間の制限も、「亮子様をどう使いたいか」というテレビの人の思惑もあるから、

なかなか伝わらないと思う。

 

 

あとね、亮子様はああみえて、

子どもに勉強を教え込んだり、子どもに勉強を強制したりしていないです。

・早く寝かす

・しっかり食べさせる

・ヘンなモノを食わせない

・子どもをよく観察する

・様子がおかしければ速攻手当をする

 

学習に関しては、

・スケジュールを子どもが見て分かるように可視化する

・課題を1日分の分量に分割し、取りかかりやすくする

・集中力の発揮しやすい環境を整える

・一緒に、寄り添って学習できる関係性を保つ

・テストの出来に左右されたりしない、以前の自分との比較で達成度を測る

・雑務は一手に引き受け、学習のみに専念できる様にサポートする

 

これらを4人の個性の違う子どもに寄り添ってやったわけで。

 

 

 

強制的に勉強させている、とか、

恋愛に割って入ってやめさせている、とか、

勉強以外を軽視している、とか、

子どもの意向を無視している、とか、

そう言うわけじゃないのになあ。

なんでそういう風に誤解されちゃうんだろう。

 

つか、よっぽど稀に見る天才さんじゃ無い限り、

高3で恋愛した状態で東大なんて受からないよ。

なんだったら学校に10人くらいいる秀才さんだって、

高3で恋愛した状態で志望校に現役合格なんてまず無理だよ。

 

絶対的に、時間が足りないんだもの。

LINEで、「いっしょに頑張ろうね」って打つ時間が、無いんだもの。

返事する時間が惜しいんだもの。

本当に好きなら受信音で相手の集中を邪魔しちゃうようなこと

とてもできない。

 

恋愛していても合格する力加減で受験に向かうの?それはそれでご自由だけど。

時間について、無ぇもんは「無ぇ!」って言っているだけだと思うのね、佐藤ママは。

ただ、それだけ。

 

 

なんだろう、

勝手な想像で作り上げた「イマジナリー佐藤ママ」を

実存の佐藤ママだと思って批判するのやめてもらってもいいですか。

 

 

ほんの一冊でも著作を読めば、亮子様のしてきたことは、

深い愛情が根底にないととてもできる事では無いことがわかるのに。

 

どうして子どもの成績を通して自己実現してるガミガミうるさいお母さんだなんて

偏差値しか眼中にないお母さんだなんて、思うのかなあ。

あんな風できるなんて、子ども第一、自分のことは二の次さんの次。

その辺によくいる教育ママもどきとは(=私のことだ)、覚悟が違います。

 

その知見を利用しないなんて勿体ない事だ、と私は思ったのです。

 

勉強を強いていない、のは一冊読めば分かるのにね。

 

絵本、そんなに読める?

散歩に植物図鑑持っていったことある?

子の個性に適した、食いついてくれるような夏休みの作品のアイデア、子どもに提供出来る?

いま、子どもらがどんな勉強をどんな風にしているか、知ってる?

 

 

 

 

 

お話は変わりまして。

 

最近、中学受験してみようかな、って言う人や、

(公立)中学校に入ってからの勉強のしかたについて教えて、って言う人が

何人もいて、

それなのに、自分が動いて情報を得ようとする人はいなくて、

私から聞いたことですべてがわかると思うなよって思うし、

私に聞いてくれるのは、頼りにされてる感がしてまんざらでもないけどさ、

 みんな、塾に入れれば、学習面の問題はすべて解決すると思ってるよね。

 

 

進学塾に入れるために必要な、つまり、

入塾後に子どもが困らないだけの下ごしらえが、

まったくないのに上手くいくと思うなら、

そのお子様がとても高い能力をお持ちか、

ちょっと甘く見すぎか。

 

前者ならママがテコ入れしなくても、勝手に何とかなるし、

後者はママがテコ入れのしかたを分かっていないんだから、

塾に入れてもたいして変化しないだろう。

 

塾に入れることで、子どもの環境は変わる。

でもね、親は何が変わるんでしょう?

送り迎え?お支払い?そりゃ当然でしょう。

子供が塾にいる間、何する予定なんですか?

 

子どもの負荷は、進学塾に入れたら、そりゃかなりかかります。

親はなんも変わらないままで、塾に入れて満足なら、

塾が頑張ってくれて、子どもが影響された範囲で能力が伸びます。

 

負荷が強すぎたときは潰れますが、親は変わらないの?

 

一緒に努力しようって、なんでならないのかな?

べつに一緒に難関校向けの計算ドリルをヤレって意味じゃないです。

今何をやっていて、どんな様子で、調子よさそう?辛そう?

辛そうなら何がしてあげられるの?

この動画を見てみてはどうかな?って紹介する?

この参考書のこの部分の説明は分かりやすいな。見せてみようかな。

分からない言葉があるなら辞書の引き方を教えて、一緒にやってみようか。

電子辞書を買ってあげてもいい。

ママが隣で勉強してるから、僕もやろうかな、って思う。

 

携帯をみっぱなし、テレビつけっぱなしで、

子どもから見て、ママがどう考えても遊んでいるように見えるところで、

子どもだけ勉強させようとしていない?

そんなママの言う事、子どもは聞きますかねぇ。

 

 

つまり、学習にテコ入れするぞ、となったら、

家庭学習の成果が出るお家の環境を整えなきゃなんです。

学習する雰囲気の醸成も当然その中に入ります。

下の子が邪魔するなら、下の子に迷路を与えて机に向かわせる。

飽きたらなだめすかして違う「机に向かってできる事」をさせる。

ママもテレビを消して、(子どもから見て遊びじゃない程度の)本を読む。

 

わかんない

集中出来ない

ねえコレってどういう意味?

という子どもの一言に即応できるように近くにいて、

本を読む(なんか学習するぞって雰囲気を作る)。

 

塾に入れるだけじゃなく、こういう努力も織り込んで家族みんなでやるよって人は

ぜひ中学受験に挑戦してみたら良いのではと思います。

 

というわけで、

「ねえ、で子さんちの子、どこの塾に入れてる?どこの塾がいいかなあ?」

 

ホンッットによく聞かれるので。

もう正しく説明するのもめんどうなんで、

いまなら、わたしにソデノシタくれた塾を紹介しまっせヒッヒッヒ!