おはこんばんちはならー!
あ~るで子です。
山に行ってきました。
事前の山への印象。
愛知県の山奥地方の山菜情報
この時期はタケノコ。
タケノコは数年前、段ボールに一箱分を2週間で知人友人からいただきまくり、
食べまくった結果、
で子はタケノコアレルギーになりました。
食べると口の中が腫れます。タケノコは好きなのにーーー
イタドリはもうすこし、あと少しでちょうどよい。
木イチゴはまだまだ。
なかでもおいしい黄色いモミジイチゴはゴールデンウイークあけかなー。
タラの芽もあとちょっとだな。たぶん1週間くらいあと。
ワラビはでてたけど、すきじゃないし、素人が取ると違うヤツ取っちゃうからさ。
正しくワラビでもちゃんとアク抜きしなきゃでクッソめんどk手間がかかる。
違う草は、危ないって言うか、控えめに言ってたいへんおいしくない。
だから山菜名人が熟練の技であく抜きしてくれたやつ以外、もらい物は食べません。
わたしに毎年、彼女がワラビだと信じている草をくれるひとに、
それ違うよって教えたのに、
次のシーズンも、ワラビだと信じている草をくれるんだけど、
彼女はアレを食べちゃってんだろうか。謎。
とりあえず彼女はまだ生きてる。毒ではないっぽいよ。
さて山に到着して・・・・・・
ぴーたろうと還暦を何歳過ぎたか分からない系レビン男子
ぴーたろうは、ばあちゃん(わたしからみて姑様)の友達の愛車をヒラキにして
その回りをぐるぐるぐるぐるまわっています。
すごいたくさん写真をとりながら。
で、ばあちゃんの友達(還暦を何歳過ぎたか分からない系男子)が、
その車の良さ、どういうところが好きなのか、
ボンネット開けてあそこがどうこう、こっちがどうこう、
買ったときの感想、今も乗れるように手入れをする苦労、
同世代のハチロクとくらべてどーのこーの。
ぴーたろう並にずーーーっと好きなことを喋っています。
ぴーたろうに、五平餅あげるよっていっても、
全然こっちを見向きもしないので私がおいしく食べました。
還暦越えレビン男子とぴーたろうが、いつまでもマシンガントークしています。
たのしそう。よかったね!
きゅーたろう理科の時間だよ!草ァッ!!クエスト!!!
きゅーたろはまったくぴーたろうに構ってもらえなくて超退屈。
私にちょっかいをかけ続けます。
が、わたしはこれから焚き火の研究をするので忙しいのだ。
きゅーたろうには一人で、勝手に遊んでいて欲しい。
なので、
「ねえねえ、運転を頑張ったママのために、
『あ~~連れてきて良かったなー』って思わせてよ!
きゅーたろうは草を8種類、
ちぎって調べて私に報告せよ。
スマホで調べても良い。
ばあちゃんをつかってもよい。」
と言うお題で、放牧しました。
以下で子 ムラサキ
きゅーたろう 黒 で会話形式。
途方に暮れている様子だったので、ヒントを出しました。
「今わたしの前方、このエリアの中(直系2メートルくらいの地面)に
春の七草が2種類と
七田のいっちねんせーいのしょくぶっつはー♪っていう歌に出てくる
カタバミがあるよ。」
ナズナ:〇 ハコベ:〇 カタバミ:✖
「はいわかった!!これ!黄色のお花がかたばみ!
ナズナと、はこべ」
葉っぱを見てきて。カタバミは葉っぱが有名な家紋になってて、
カタバミ紋って言われてるよ。チョウソカベとか。
ぇー(不満げ)
んじゃいいや答え合わせ。
それ、カタバミじゃないよ。
確かに花びら5枚、黄色だけど、それはヘビイチゴ。
葉っぱがとてもイチゴっぽいから見てきてごらん。
わかった。いってくる。
竹:ノーカン
ねえ、竹は草かな?草カウント?
えー草じゃないと思うけど。ノーカンです。
分からんけど、さすがに竹はダメ。わかりきってんじゃん。
チッ(不満げ)
カタバミ:〇
あ、これか。カタバミ?
正解!これね、種が飛んで、足にブッ刺さるから痛いのよ。
こんな、ちいさい株ならいいけど、
栄養満点のデカい株の鞘がたっくさんついてる茂みを蹴ると
足に刺さったタネが水玉模様みたいになるよ。そして痛い。
ほかに種が飛んでく系はホウセンカがあるよ。
スイセン:〇
次!これは?スイセン!
ハイ正解。写真取り忘れた。これで、4種か。
ニホンタンポポ:〇 ヨモギ:〇
次!これはたんぽぽ!ヨモギ!
ガクが、包むようについてるからニホンタンポポ。
ヨモギは草餅の匂い。若芽は白い毛が生えてる。
お、いいねえ。さてはばーちゃんつかったな?正解!
んじゃ、手元のスマホでセイヨウタンポポの特徴を調べて1つ述べよ。
ガクが反り返っているヤツがセイヨウタンポポ!(即答)
おっと、すでにばあちゃんに仕込まれていたとは。
①はこべ②ナズナ③カタバミ④スイセン⑤ニホンタンポポ⑥ヨモギ
ヘビイチゴ:〇
んじゃ次!さっきのヘビイチゴ、葉っぱ取ってきた。
んじゃイイヨ。おまけ。
①はこべ②ナズナ③カタバミ④スイセン⑤ニホンタンポポ⑥ヨモギ⑦ヘビイチゴ
ノビル:〇
こないだ別の公園で毟って、みそ汁にしたヤツ。
これ、ママが好きなワイルドオニオン。FF11でゴブリンが落すヤツ。
そう、それな。山串。ミスラ風山の幸串焼の材料。
栽培でも取れるけど目を離すとカリカリクポ~~!
https://plaza.rakuten.co.jp/wwwlime/diary/200903130000/
わたしはランペールの墓とダングルフの涸れ谷派だったけど。
お、良く覚えていましたね。(写真は別日のものですが。)
この世界ではこいつを野蒜といいます。のびる、です。
おいしいのやつ。ほぼタマネギ、そして葉っぱはほぼネギ。
コンプです!おめでとう!
わーい!んじゃマイクラして良い?
いいわけあるかーい💢
で子は山出身の親を持つ田舎の子なので
当時ので子(小学生)にとって山は、観光地じゃない。
山は、親が暇だと連れて行かれるから仕方なく行くところなのだ。
山は、暇すぎる。
当時はスマホもないし、持参した本を読み切ってもまだ暇。
親は、山のおうちでやることが山盛りらしく(山だけにw)子どもを構ってくれない。
あまりにも暇だったので、通りすがりの登山客っぽいおっさんにもらったボロい「食べられる野草図鑑」を片手に山をふらつくうちに、食べられるものに詳しくなってしまった。
食べられるものと、毒だけわかる。
きれいな花?しらん!
めずらしい植物?しらん!
高山植物?しらん!!!!
食えるのか、否か。
ノビルがたくさん群生していて、それを掘るとやけに大人が嬉しそうだったため、
わたしはなぜか今もノビルを見ると掘りたくてうずうずします。
なお、自分が掘ったノビルを食った記憶はありません。
で子おすすめの書「植物図鑑」有川 浩
はいこちらー!図書館戦争でも有名なこの方。
ストーリーは、植え込みに落ちていたイケメンを拾い、飼う。
イケメンによるたのしいくわしい説明つき、野草を摘みながらのお散歩。
たのしい。
イケメンが摘んだ道草を料理してくれる。
おいしい。
イケメンと道草を食ううちに、なんかこう、あまずっぺえ感じになる。
みたいな話だったと思う。
雑草に詳しく無い方が読んでも、大変楽しく詳しくなれます。
食える草について、詳しくなれます。ちょっとキュンキュンしつつ。
拾ってもいいイケメン落ちてないかなー。
偶蹄さんのあしあと
鹿ダナコレ。
春はね、角もじゃんじゃんそのへんに落ちていて、
ばあちゃんが「角いるか?」っていうけど、要りません。
「角いるか?」って聞かれるの、もう1年ぶり5回目くらい。
落ちている鹿の角は珍しくない。
お花見だよッ!
しだれ桜が満開でした。おみごと。
よく開いた花は、色素が薄く花びら全体に拡散してしろに近いピンク。
つぼみは赤に近いピンクで、コントラストがとてもきれい。
はい、山。山でした!!!
んじゃまったねー!